
「京田辺ソリデール」とは、高齢世帯と学生の異世代同居をマッチングする京都府京田辺市の事業です。
高齢者が学生に自宅の一室を低廉な家賃で提供するいっぽう、学生は高齢者の支えになるような同居を推進しています。
最新情報
- 講演会を開催「高齢者と若者の互恵的関係性とは?」(2023/7/22)
- 異世代ホームシェア相談会・2022/9/22(木)
- 講演会・フォーラム「高齢者と若者がソリデールするまちへ」を開催(2022/7/23)
- 企業版ふるさと納税制度の対象事業となりました(令和4年度)
- 学生さん向け・異世代ホームシェアに向いている人、向いていない人
「京田辺ソリデール」とは?
高齢者と若者が同居することで、若者に京田辺の良さを知ってもらい、定住促進などを進める取り組みとして、京田辺市とくらしコープ(京都高齢者生活共同組合くらしコープ)が連携して実施しています。
「異世代ホームシェア」や「次世代型下宿」とも呼ばれる住まい方で、高齢者、学生双方にメリットがあります。
令和元年度にスタートした京田辺ソリデール事業は、初年度がニーズ調査、令和2年度は広報活動のフェーズでしたが、早くもマッチングが成立しています。令和3年度(2021年4月〜)から本格的にマッチング活動が始まりました。
京都高齢者生活協同組合くらしコープ 共住プロジェクト
くらしコープ共住プロジェクトは、2016年から2021年までの5年間、京都府が実施する【京都ソリデール】事業を受託し、京都市内で約30組のマッチング実績があります。
異世代ホームシェアについて
高齢世帯と若者の異世代ホームシェアは海外では一般的となっている国もあります。フランスでは、パリのボランティア団体「パリソリデール」が2003年に発足、4,000組以上のマッチングを実施しているそうです。
日本でも、東京など各地でNPOなどが主体となって同様の取り組みが行われています。
行政が事業として行っている例としては、京都府が平成28年度より「京都ソリデール」事業を開始し、2021年現在、40組以上のマッチングが成立しています。