学生さんの体験談

京田辺市内で鈴木さん(仮名)宅での同居をスタートした、同志社大学院生のWさんの体験談をご紹介します。

私は現在,同志社大学修士2年で機械工学を専攻しております.

出身は福岡の熊本育ちで大学の入学と同時に京田辺に来ました.普段は,きゅうたなべ倶楽部という団体に所属しており,地域と学生をつなぐ活動しております.

実は,ソリデールを知ったのはこの活動の中でした.

また,カナダに一年間留学経験があり,ホームステイやシェアハウスといったソリデールに似たものを経験しました.

京田辺歴は5年で,ソリデールを始める前は大学の近くでアパートを借りて住んでいました.

ソリデールは今年の3月から始めて,今月で4ヶ月になります.

なぜソリデール?

まず,私がなぜソリデールをしようと思ったのか,説明したいと思います.

その中の一つは,京田辺市民と交流の機会をもっと増やしたいという点にありました,

私は先ほどお話しした京田辺市民と学生をつなぐきゅうたなべ倶楽部に所属している通り,地域住民と人一倍交流したいと思っていました.

このソリデールは実際に京田辺市民と共住することであり,まさに交流機会を提供するものであり,ソリデールしてみたいと思いました.

また,ソリデールは空き部屋を提供してもらうという住み方であり,アパートで一人暮らしをしていた時よりずっと安く住むことができています.

これは,多くの学生にとって魅力的であり,私もそう思っていた一人でした.

さらに,一人暮らしを5年もする中で,退屈だなと思い,高齢者と住むのって楽しそう!色々学べそう!という風な思いから,ソリデールしようと思いました.

不安だった点

しかし,不安な点もたくさんありました.

高齢者に限らず,他人と住む上で,ずっと気を使ってしまって気まずくならないかだとか,ご近所さんから煙たがれたりしないのか,上手くできるのかとか,日頃接しない高齢者にふとしたことが相手の癇に障ることになり,嫌な関係にならないか.

しかし,ソリデールという新しい住み方に強く興味を持っていた私は始めることにしました.

実際、住んでみて

色んな不安はありましたが,実際に住んでみて多くの点においてソリデールしてよかったなとおもえることがありました!

一つ目は,一人暮らしよりずっと楽しかった.学校へ行って家に帰ると常に鈴木さんがいて一緒にご飯を食べたり,寝るまでの間お話しするのが安心するし,毎日とても楽しいです!

また,先ほど不安だった点として相性が合うかどうかというお話をしましたが,祖母と孫ほど歳が離れていますので,これしてって言われたことをしますし,逆にそれ以上のことをしてくれたりとお互いいい意味で気を使わない関係を築けていると実感しています.

また,京田辺の歴史や風土について教えてもらい,京田辺に愛着が湧くようになりました.

就職で東京に行くのですが,また京田辺に帰ってきたいと思える第二のふるさとみたいな感覚になりました.

最後に

最後に,友人・後輩もソリデールにすごく興味を持っています.京田辺に限らず,多くの大学生がソリデールに興味を持つと思います.

また,大学生と高齢者はかなり歳が離れていますが,非常に相性が良いということを実感しました.

ソリデールは学生と高齢者が互いに助け合える良い環境を築いてくれるのだと,この4ヶ月ソリデールをしてみて一番思いました.

(2021年7月)

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