事例7:一人親家庭の苦学生のGさん

飲食店で働く頑張り屋の母に育てられ、第一志望だった京都の国立大学に入学。支出を抑えようと、兵庫県の実家から片道2時間かけて通っていましたが、授業や研究で遅くなることもあり、体力的にも厳しくなりました。

幸いなことに、比較的安い家賃の女子学生専用のアパートに空き室が見つかり、下見に行かれたその日に契約。「母に余り負担をかけないように」と、家庭教師のアルバイトも始めました。「将来は、研究者になりたい」と目を輝かせていました。