近畿市民派議員学習会にて京田辺ソリデールの活動報告(2021/7/8)・当日資料と質疑応答

2021年7月8日(木)、京田辺市社会福祉センターで行われた「第120回 近畿市民派議員学習交流会・IN京田辺」にて「京田辺ソリデール事業とホームシェアの今後について」と題して、今までのマッチング活動と、活動から見えてきた課題について講演させていただきました。

当日の資料(一部割愛)は以下からダウンロードしていただけます。

当日は異世代同居中の学生さんも登壇されました。

会場からは、異世代同居やソリデールに対して、様々な視点から本当にたくさんのご質問をいただきました。

貴重な機会をありがとうございました。

当日会場からいただいたご質問・ご意見の一部

会場ですべてのご質問に適切なご回答ができなかったかと思いますが、回答は( )で掲載させていただきます。

  • ソリデールに参加する高齢者には、要介護いくつなどの線引きはあるのか? (回答:自立して生活ができる人、という決まりはあるが、要介護何まで、といった線引きはありません。原則として、学生さんに介護をしていただくことを目的とした同居ではありません。逆に、要介護認定されている方でも、ヘルパーさんなどの手を借りてご自身の生活ができる方は、ソリデールに参加可能です。)
  • 介護で学生の負担が大きくなったりは無いのか(回答:原則として、学生さんに介護をしていただくことを目的とした同居ではありません。)
  • 役務提供(買い物など)で家賃を引くなどしてもよいのか(回答:良い。契約書のひな形にも、役務提供による家賃の減額を記載する欄を設けている。)
  • 高齢者が病気になった場合などどうするのか(回答:ケースバイケースで対応。そのまま住み続けてよいというお宅もある)
  • どのようなサポート体制なのか。サポートとは具体的に何をしているのか(こちらをご覧ください)
  • 行政からの具体的な委託内容や委託費は?(京田辺市開発指導課課長様より回答)
  • せっかく仲良くなっても学生さんは数年で出ていくから、高齢者に寂しい思いをさせるのでは?(回答:確かにいなくなった後は寂しいが、期限付きだから良い面もある。また、新しい人の輪が広がっている場合もある)
  • 効果の定量化は測っているか?
  • 今日の講演で体験談を話してくれた学生さんの事例は、たまたま相性が合ったのでは。住み始めてうまくいかない時どうするのか
  • 契約途中での解除、特に高齢者側の都合で出て行ってもらいたい場合にはどうするのか
  • パワハラ、セクハラがあったらどうするのか
  • 何かあった時の責任は取れないと思うが…
  • 大阪でも集合住宅で高齢者と学生が同居している例があるが、行政が介入しているのは珍しい。
  • ケースが増えるほど大変になるとのこと、活動場所も確保できるよう、委託費を増やしてもらう必要があるのでは。
  • 住み始めてからうまくいかなかった例はどのくらいあるのか。
  • 単なる賃貸借契約ではないと思うが、どういう契約になっているのか。

「何かあった時、うまくいかなかったときにどうするのか?」というご心配はごもっともです。くらしコープもサポートはいたしますが全ての責任を負えるものではありません。

高齢者と学生、自立をした両者がお試し同居で相性を確認し、同居後の家事分担やルールをしっかりと話し合い、納得した上で暮らし始めていただくことが重要だと感じています。

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